UTMの機能

2020年3月27日

UTM(統合脅威管理)はその名の通り多くの機能を持っています。
その中で代表的な機能を紹介していきます。
※全てのUTMが搭載しているわけではありません。

■ファイアウォール
「防火壁」という意味で、不正侵入を防ぐ機能です。
パケット(データの塊)を監視し、接続を許可するかしないかを判断します。

■ウイルス対策
悪質なウイルスをブロックし、感染を防ぐ機能です。

■IPS/IDS
外部からの不正なアクセスの感知、不正流出を感知します。
ファイアウォールでは感知できなかった侵入者を見つけ出すことができます。

IPS→不正侵入感知後、管理者などに通知を送るが対処自体はしない。
IDS→不正侵入感知後、防御処置を取る。

■アンチスパム
一方的に送られてくる宣伝広告や架空請求、なりすましなどのメールを防ぐ機能です。

■Webフィルタリング
不適切なサイトへアクセスをブロックする機能です。

サービス提供事業者によってオプションで機能を追加できるもの、元から搭載されているものに違いがあります。

セキュリティは、闇雲に全て導入するのではなく、何が必要なのか、何を優先させるかを検討したうえで導入すると効果的です。

以上、UTMの機能でした。
お疲れ様でした。

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1971年、奈良県橿原市生まれ。京都でWebを中心としたプロデュースなどを行うオフィスピコッツの代表。これまで多種多様なWEBサイトの制作や運営、プロデュースに携わり、複数のWEB系のコンテストなどでの受賞暦も持つ。 現在、WEBサイトの作成や運営などはもちろん、新規事業立ち上げのサポートや各種プロジェクトのアドバイザー、大学校や高校の講師、PTA会長、CEOなど、活動の範囲を広げている。

UTM

Posted by 小笹 通典