PDFを軽くする方法
PDFデータはどの環境でも閲覧できる為多様することが多いかと思います。
でも容量が気になる、クリックした時に画像の表示が遅い等ありませんか?
今回はPDFを軽くする方法を3つご紹介します。
■PDFとは
PDFはPortable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)の略で、「特定の環境に左右されずに全ての環境でほぼ同様の状態で文章や画像等を閲覧できる特性を持っている」そうです。
アプリケーションの有無や閲覧環境での違いが無く『だれでも同じ』ということは情報の共有や提示する際にとても便利です。
■PDFを小さくするデメリット
小さくするということは元々のファイルから情報を減らしているということです。
画像の圧縮やフォントの埋め込み、解像度を下げるなどなど。
なるべく小さくしすぎないようご注意ください。
■PDFデータを小さくする
では作業を始めましょう。
今回は下の画像をPDF形式で軽くしてみます。
掲載元:ぱくたそさん
photoshopを使い、web表示用に最適化にチェックをいれ保存したところ、4,511KBのPDFデータになりました。
ここから小さくしていきましょう。
■Adobe Acrobat DCで小さくする①
最初にAdobe Acrobat DCを使用する方法1つ目です。
小さくしたいPDFデータをAdobe Acrobat DCで開き、ファイル→その他の形式で保存→サイズが縮小されたPDFをクリック。
互換性は既存を保持のままOK
4,511KBから138KBになりました。
■Adobe Acrobat DCで小さくする①
最初にAdobe Acrobat DCを使用する方法2つ目です。
小さくしたいPDFデータをAdobe Acrobat DCで開き、ファイル→その他の形式で保存→最適化されたPDFをクリック。
画像の設定を上記のものにしてOK
ダウンサンプル:バイキュービック法 150ppi
次の解像度を超える場合:225ppi
圧縮:JPEG 画質:中
①と同じ大きさになりました。
並べてみましたが大きな違いはなさそうです。
設定や画像によって違いが出てくるのかもしれません。
■WEB上で小さくする
Adobe Acrobat DCで小さくすることは可能なのですが、ダウンロードする手間がかかります。
WEB上で公開されている『IlovePDF』のPDF圧縮を使用します。
『PDFの圧縮』をクリック
指示に従いPDFを選択、またはドロップします。
右側に圧縮レベルの選択が表示されるので好みのものを。
選択後、下のPDFの圧縮をクリック
あとは『PDFのダウンロード』をクリックし、PDFをダウンロードします。
小さくなりました。
ちなみに…
横のボタンで色々できます。
web上で圧縮するとしばらくデータがweb上に残ります。
時間経過で消えるのですが、今すぐ消したい場合は『今削除する』をクリック
残り時間が表示されるので『今、削除する』をクリックすると、削除されます。
■結果
一番小さくなったのは「IlovePDF」を使用したものでした。
しかしweb上での処理になりますので、万が一を考えると「Adobe Acrobat DC」の方が無難かと思います。
今回はとても小さく圧縮できましたが、使用画像などによってあまり変わらない場合もあります。
またデータ内の画像の大きさや元データの解像度によってとても荒くなる場合もありますので、いくつかのパターンを試した方が良いかもしれません。
上記の方法以外にもいくつかあるかと思いますので、ご自分に合った方法で圧縮を行ってください。
以上、PDFを軽くする方法でした。
お疲れさまでした。
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