価格勝負は体力勝負。どうせ努力をするならファンを作りませんか?
先日、ふとした際にスタッフと話していて出てきた話題です。
オフィスピコッツのクライアントさんでも多数オンラインショップを運営されているのですが、大きく分類すると2パターンあります。
一つ目はオリジナルの商品を販売しているオンラインショップ。
独自に作り出した商品や独占的に仕入れている商品など、基本的には同じものが他のショップでは販売されていないパターンです。
この場合、類似品との比較はされるものの、あくまでも別物ですので、強気の値付けが可能となります。
もう一つは他のショップでも扱っている商品を仕入れて販売するようなオンラインショップ。
独自の商品ではありませんので、ユーザーが「より安いもの」を求める場合、今のようなネット社会では、手間をかけさえすれば、より安い店を探し出すことが可能です。
価格.comなんかは有名ですね。
楽天やAmazonでも、検索して安い方から並べることができるます。
中には実店舗でも店員さんにネット価格を提示し値切る方々もいるようです。
こうなってくると、まず「価格勝負」になります。
単純な価格勝負になってくると、より大量により安く仕入れ、よりたくさん配送することで配送料の単価を下げ・・・・とった、オンラインショップの体力勝負になってきます。
今どきこのような体力勝負に参加する方は少ないかとは思います。
そこで必要になってくるのが工夫です。
信頼度アップを図ったり、送料込みにしてみたり、独自のパッケージを構成したり、見せ方を変えたり等々。
単純に商品だけ見れば同じ商品でも、「このショップで買おう」と思ってもらえるように、工夫をする必要があります。
実際に私も、「価格だけで言えば、このショップ(A店)が安いけど・・・・こっちのショップ(B店)で買おう」と言うことはよくあります。
「サイトのデザインがいい」「面白い」「信頼できそう」「口コミが高評価」「送料が安い」「いいねが多い」「すぐ発送してくれる」「ポイントがたくさんつく」など、理由は様々だと思いますが、皆さんもありませんか?
こういったユーザーの行動はオンラインショップだけに限りません。
ガソリン入れるんなら、あっちのガソリンスタンド。
コンビニならあそこ。
果物ならあっちのお店。
今の世の中、良いのか悪いのかは置いておいて、便利な世の中になっています。
ネットで注文すればすぐ手に入りますし、電車や車に乗ればお店がたくさんあるところに出ることができます。
そんな時代だからこそ、お店のファン、社長のファン、店員のファンなどなど、
「ファンを作る」努力が必要なんじゃないかなと思う今日この頃でした。
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