第20回 「サイト運営支援を始めた一つの訳」

2007年10月11日

今回早いでしょ!
最近時間の配分を決めて作業しているんです。今はオフィスピコッツのための時間です。

第20回はホームページ作成に対する考えにからめて「サイト運営支援を始めた一つの訳」についてです。

ここ何年程度でしょう?「自分で簡単に更新ができるソフト」というようなものが、たくさん出ていますよね。ある種Yahooや楽天なんかもそうでしょうか。

私もクライアント様方のご要望があれば、自分で更新などが簡単にできるソフトをご紹介していました。ある程度の情報を発信するだけであれば、充分効果的に活用できると考えての事です。

しかしながら、いざサイト運営全般となると話が違ってきまして、最近色々良いソフトが出てるものの、結局は運営手法がわからなかったり、運営するための時間が取れなかったりして、効果的な運営をされていない方々が多いのが実情です。
ツール・道具があっても、それを活かしきれていないのだと思います。
よく考えると、ITに限った事ではなく、皆さんもお家にちょっとした大工道具ぐらいはあると思います。私もたまに色々作ったりしますが、絶対大工さんにはかないません。ミシンもあり、ある程度縫えますが、妻にはかないません。包丁やフライパンなどもありますが、料理人にはかないません。
そうなんですよね、道具はあくまでも道具であって、それを使う練習をしたり、経験をしたりする事で初めて活かされるんです。

便利なソフトを渡されて、「はい、どうぞこれで運営して」と言われても、私がミシンを渡されて、「はい、どうぞこれで服縫って」と言われているのと同じで、そうそう素晴らしい服ができるはずもなく、服を縫えるだけの技術を身に付ける時間もなく・・・同じだと思いませんか?

そのような訳で、結局のところ、ノウハウや時間の問題で挫折される方々が多い状況を見て、サイト運営全般を考えておられる方、特にそれで商売を考えておられる方にはあまりオススメしないようになり、今回ピコッツのリニューアルでサイト運営支援サービスを公開したような次第です。

ソフトに使う費用をサイト運営支援サービスに、そしてソフトの操作習得や更新のための時間を本業に費やしてもらう形がベストだと、現時点では判断しています。
余分なスタッフや時間は現在の厳しい状況ではどこの会社さんも持っておられませんので!

サイト運営はプロにお任せ!ということでしょうか(^^)

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1971年、奈良県橿原市生まれ。京都でWebを中心としたプロデュースなどを行うオフィスピコッツの代表。これまで多種多様なWEBサイトの制作や運営、プロデュースに携わり、複数のWEB系のコンテストなどでの受賞暦も持つ。 現在、WEBサイトの作成や運営などはもちろん、新規事業立ち上げのサポートや各種プロジェクトのアドバイザー、大学校や高校の講師、PTA会長、CEOなど、活動の範囲を広げている。