禁煙
ブログ記事休止中の出来事(言い訳w)、前回は、気胸にやられて、南丹病院で診てもらったた話まで進みました。
とりあえず、安静にして2週間ほど様子を見るとのこと。
その間に「痛い」とか「苦しい」とかがあれば、必ず病院へ来るようにときつく言われ、タバコは吸わないようにとも言われ、その日から禁煙生活が始まりました。
気胸が禁煙をサポートしてくれた感じです。
禁煙開始数日:
気胸の苦しさがあり、あまりタバコを吸いたいとは思わない。
たまに口寂しい時がある。(朝起きた時やごはん後)
フリスクの類で紛らわせる。
とにかく眠い。(20時頃が限界)
禁煙開始1週間頃:
気胸の苦しさはほとんどなくなる。
タバコを吸いたくなるかと思いきや、さほどでもない。
フリスクの類はまだ利用。
タバコを吸う時間がなくなり、手持ち無沙汰になる。
とにかく眠い。(20時頃が限界)
禁煙開始2週間頃:
気胸の苦しさはない。
タバコも特に吸いたくない。
手持ち無沙汰の時間を掃除やその他で活用し出す。
とにかく眠い。(21時まで起きれるか起きれないか)
気胸の診断を受けてから2週間、できるだけおとなしくし、1人になることを避け、タバコを吸わず過ごしたおかげで、肺の大きさもほぼ元に戻り、一応「完治」となりました。
その際、お医者さんに「あまりにも眠いんですが、大丈夫ですか?」と聞いたところ、以下のようなことを教えてくれました。
ニコチンは脳を覚醒させるアセチルコリンと同じような働きをしているので、タバコを吸うことにより脳は覚醒します。
通常、アセチルコリンは体内で生成される物質ですが、喫煙者はタバコを吸うことによりニコチンを摂取するために、体内で作る必要がないと身体(脳)が判断し、アセチルコリンを生成する量を減らします。
そのため、禁煙すると、アセチルコリンが少ない状態でニコチンも減るので、猛烈に眠くなることもあるそうです。
一種の離脱症状ですね。
さらに厄介なのは、「ニコチンを摂取しないならアセチルコリンを生成すればいいじゃないか」と思うのですが、ところがどっこい、喫煙により、アセチルコリン生成能力を長い間使っていないため、衰えてしまっているんだそうです。
ようするに、喫煙者の覚醒の能力はおこちゃま同様ということですね。
そんなこんなで、2週間、気胸の症状以外で何が一番つらかったかと言えば、この「猛烈な眠気」でした。
この離脱症状、私のようにある程度自分の都合で動ける人はいいですが、サラリーマンやその他規則的に働かなければいけない人の場合、なかなか厄介な症状だと思います。
早く寝てしまえばいいというわけにはいきませんので。
その後も、諸々あるのですが、またの機会に。
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