「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版」を読んでみた。

2018年1月31日

 

今回紹介する本は「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版」です。
著者はマーク・フォースター さん、翻訳は青木 高夫さんです。

 

 

「マニャーナ」とはスペイン語で「明日」という意味だそうです。
「マニャーナの法則」は「今日発生した仕事は、明日やる」を原則とすることで、これまでの時間管理のセオリーの限界を解決するという考え方ですね。

私も使っていますが、よく使われる一般的な「To Doリスト」では仕事に追われるだけであり、「優先順位」を決めるやり方では、時間不足の問題は解決せず、「すぐやる」というパターンは衝動的な反応をしているだけであるという説明をされています。

また、「マニャーナの法則」「ダッシュ法」「ファースト・タスク」といったテクニックが具体例とともに紹介されていて理解はしやすいかと。

テクニックを紹介しながらも、仕事の本質は「〝忙しいだけの仕事〟を捨てて、チャレンジングな〝本当の仕事〟に集中しなさいよ」ということも言っておられます。

 

テクニックが中心の本は、個人的には好みではないのですが、今回の本に限らず、いつも何か試しに少し取り入れてみることにしています。
今回も少し取り入れてみましたが、仕事のジャンルやクライアントさんとの契約内容やその他諸々の条件を付け加えると機能しそうな感じでした。
まあ、なんでもそうですが、テクニックは万人に通用しないものがほとんどです。
ある一定の条件や環境では最大限の効果を発揮する場合もありますが、爆発的な効果を発揮しない場合も多々あります。
ただ、「無駄」という事はありませんので、うまくいかすかどうかでしょうね。
結局いつも同じ話になりますが、鵜呑みにせず自分の頭で考えるかどうか、行動するかどうかが、無駄にするかしないかの分かれ目かと。

 

個人的評価 ☆☆

 

※個人的評価は☆5つが最高として、可能な範囲で続けたいと思います。

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1971年、奈良県橿原市生まれ。京都でWebを中心としたプロデュースなどを行うオフィスピコッツの代表。これまで多種多様なWEBサイトの制作や運営、プロデュースに携わり、複数のWEB系のコンテストなどでの受賞暦も持つ。 現在、WEBサイトの作成や運営などはもちろん、新規事業立ち上げのサポートや各種プロジェクトのアドバイザー、大学校や高校の講師、PTA会長、CEOなど、活動の範囲を広げている。